宝塚とサンリオ大好き女子によるブログ。

宝塚を含め舞台を観るため働き時間を費やしています。

雪華抄レポート、というか感想。

今日はマイ初日、今年初観劇で花組を観に行ってきた。


5列目という、会にも入ってない1公演1.2回しか行かない私がこんな席で観劇ができるのはきっと後にも先にもないかもしれない。


覚え書き程度にレポというか感想を。

個々のジェンヌさんの感想はまた後ほど。


「雪華抄」

チョンパという言葉が皆さんのレポに散乱していた。

今回の公演で初めて知り、どうやら音楽が始まると同時にパッと照明がつくからチョンパと言われるようになったという説明を見てどんなものかなあと見たけれど、予想とは違うチョンパであった。

舞台が暗くなり、どなたかの歌声が響きささっと皆さんが揃いパッと明るくなった。

じゃあどんなのを想像してたのかと言われると、言葉で表現するのは難しいのだけど。


☆1場プロローグ紅梅白梅

はこのような感じで始まり、なんとも豪華絢爛で宝塚だなあというようなキラキラした舞台であった。

衣装が銀橋にいる人は個々に衣装を与えられており、それ以外の人は色違いや同じ衣装であった。さすがにみんなに違うのは無理か。

既製品ではなく手作りだし。


☆2場花椿

松本悠里さんの1人舞に影ソロで音くり寿ちゃんの歌。

私には舞の心得というか、良し悪しが分からないが、この方も音校で学び昔は色々なジャンルを踊っていたのかとなぜか感慨深くなった。

影ソロは上手い上手いと事前に評価を知っていたからか、うーん普通じゃない?と思ってしまった。いや普通に上手いけれど。普通を越せない。まあ影ソロだしそんなものか。

大体体感なので違うかもしれないが5分ほど。専科だからこれくらいなのかな?

まあピシッと和物のレビューですよ、と印象つけるにはちょうどだなあと思ったけれど、遠くから見てるお客さんは、オペラないと何してるのか分からないしなあと。

まあ何はともあれ欠かせない場面だと思いました。


☆3場鷹と鷲

大好きな柚香光様と明日海りお様の張り合い?のシーン。

また細々と述べるかもしれませんがとりあえず。

その他の鳥として瀬戸さん水美さんが少し濃いめの衣装若手の方が薄めの衣装でした。

水美さんは成績もいいのに柚香さんがいるばかりにこうして同期なのに甘んじてるのかと思うと少し不憫だと思っていましたが、流石宝塚。気を抜かないし最大限にアピールをしにかかってきた。

ここのシーンの方々は皆さん踊りが上手い方が多い印象があり、和服なのにジャズベースのダンスを軽くならないように、でもキリッとした和物としての踊りを踊られていて感嘆しました。

まあ当たり前ですがみりおさんに柚香さまは負けてしまうわけです。一応。

いやあ、かっこよかった。。

表情で魅せるということを習得したのか、セリフもなくあまり動きが大きく見えない和物なのにシーンがしっかり伝わりました。


☆4場七夕幻想

桜咲彩花さんと鳳月杏さんが、七夕のカップルいいわねーと歌い(雑)、芹香斗亜さんと仙名彩世さんの織姫彦星カップルがキャッキャします(雑)。

仙名さん好きなのですが、今までネックというか歌は上手いけど、のケドの部分の高音の独特の少しキンキンした響きが無くなり、少し抑え気味にキキさんに寄り添うように歌われていました。

どなたかも言ってましたが、次期トップ娘役になるために、多分この学年で新公主演もやらずに主席とはいえなる事に、周囲の意見には流されないでしょうが、やはり今のままではダメと思ったのか、今まで積み重ねてきた歌い方を変えるという凄技を出してきて驚きました。

ちなみに衣装はキキララよりディズニーの七夕の方が近いです。


☆5場波の華

瀬戸かずやさんが男前!

歌い継ぎもあったり、レビューという感じが。

みりおさんはどんな衣装でもかっこいいですね。

特筆する感想はありませんので割愛します。


☆6場清姫綺譚

これ、なんと読むのでしょうか。。

このシーンは一度では理解しにくい流れでした。そもそも清姫を知らないのが原因かも知れませんが。

ですがみりおさんは美しいし柚香様は色っぽいというかオーラがなぜか妖艶に見えるし、お衣装も素敵なので見ていて楽しかったです。


☆7場フィナーレ桜花夢幻

まずは路線娘役さんと芹香さん柚香さまと悠里先生が。

柚香さまはしろきみちゃんとペアでした。いつかトップスターさんになった時、このペアとかあるのかなあなんて思ったり。

仙名さんの気配りが次期嫁感あって出来る人だなあとさらに感心。

もう盤石ですね花組



というような感じです。

全体的に華やかでお衣装も素敵だし、再演してくれたらいいなあと思います。

雪華抄は「宝塚」独自の「レビュー」という文化が色濃く出てるものだと思います。

最近のレビューはミュージカル仕立てなものが多くて、勿論それも好きですが、せっかく他にないグループなのだから、と思っていたので好印象です。

初宝塚の人にもウケやすいかと。

飽きるシーンもなくあっという間に終わりました。


原田先生はミニせり好きなのかな?

上がって下がってを繰り返してた印象があります。

まあ私はせりも盆も特に気にしないので構いませんが。